こんにちは先導者です٩( ᐛ )و
近年、話題のダイエット注射「マンジャロ」
ダイエット補助としてのイメージが強いですが、
マンジャロ(一般名:チルゼパチド) は、アメリカのイーライリリー社が開発した2型糖尿病治療薬で、アメリカでは肥満治療薬として認められていますが、日本ではまだ認められていないため医師による相談が必要になります。
また、その強力なダイエット効果(体重減少効果)がSNSを中心に若者や体型キープが必要な職業の方が使用し始めたことから、注目を集めています。
しかし、
✔️そもそもマンジャロとはどんな薬なのか
✔️本当にダイエット効果は得られるのか
✔️使用開始してから何ヶ月で痩せれるの?
✔️副作用はどんな症状か知りたい
こんな風に、気になる人は多いはずです。
医師に相談に行こうと思っている方や、これから使用するか検討をしている方でもマンジャロについて知識をつけておけば損をしないはずです。
本記事では、マンジャロについて詳しく解説したのち、ダイエット効果や副作用、そして自身に本当に必要なのかを改めて考え直すきっかけになるように解説していきます。
最後まで読めば、マンジャロの正しい知識と本当に自分に必要なのかが分かってくると思います。
ぜひ、最後までご覧ください!

特にこんな方におすすめだよ!👀
・マンジャロとはどんな薬なのか知りたい
・ダイエット効果やどのくらいの期間で痩せるか気になる
・使用時の副作用やリスクについて学んでおきたい
マンジャロとはどんな薬

マンジャロ(一般名:チルゼパチド) は、2022年に米食品医薬品局(米FDA)が2型糖尿病治療薬として承認した新しい注射薬のことです。
よくインターネットで見かけたり耳にしたるするものは、アメリカのイーライリリー社が開発した2型糖尿病治療薬で、日本では日本イーライリリー株式会社と田辺三菱製薬株式会社が製造販売しています。
最大の特徴は、「GLP-1」と「GIP」の2つの「インクレチン受容体」に作用する「世界初のデュアルアゴニスト」であることです。
この構造により、従来のGLP-1受容体作動薬(例:リベルサス、オゼンピック)よりも強力な血糖降下作用と体重減少効果が期待されています。
だから、マンジャロ=痩せるというイメージが先行しているのでしょう。
用語解説💡
・GLP-1:食事をしたときに小腸から分泌されるホルモン
・GIP:GLP-1と同様に、食事の後に小腸から分泌されるホルモン
・インクレチン受容体:GLP-1やGIPのように食後に分泌され、インスリンの分泌を促すホルモンの総称
・デュアルアゴニスト:2つの異なる受容体を同時に刺激する薬という意味
マンジャロがダイエット・脂肪燃焼に効果的な理由とは?

マンジャロは、単なる「糖尿病の薬」にとどまらず、臨床試験で著しい体重減少効果が認められた注目の医薬品です。
その効果は、大げさですが一部では「肥満手術に匹敵する」とまで言われています。
もともとは、2型糖尿病の治療薬として開発された注射薬ですが、最近では「体重が減る」「ダイエットに効果的」ということで注目を集めています。
なぜ、糖尿病の薬がダイエットにも効くのでしょうか?
それは、マンジャロが私たちの体の「食欲」「消化」「血糖」「脂肪」に関わる大切なポイントに働きかけてくれるからなんです。
ここでは、その4つの働きを説明していきます。
1. 食欲が自然と収まる
マンジャロが作用するGLP-1受容体とGIP受容体は、脳の「満腹中枢」にも存在しています。
- 満腹感を早めに感じさせる
- 食べたい気持ちを抑える
- 食事量の自然な減少につながる
その結果→摂取カロリーが自然と減少し、太りにくくなる。
2. 満腹感が長続きする
マンジャロには、「胃の動きをゆっくりにする」という効果もあります。
- 食べたものが胃に長くとどまる
- 「お腹すいた」がなかなか来ない
その結果 → 間食や夜食が減りやすくなり、カロリーの摂りすぎを防げます。
3. 血糖値が安定し、脂肪になりにくくなる
食事をすると血糖(血液中の糖分)が上がります。
この血糖が高いままだと、体はそれを脂肪としてため込もうとします。
インスリンを分泌することで、体は血糖値を下げる働きをします。
マンジャロは、GIPとGLP-1の両方が膵臓に働きかけ、インスリンの分泌を促進します。
さらに、マンジャロにはインスリン抵抗性(=インスリンが効きづらくなる状態)を改善する作用もあります。
- 食後の血糖上昇をゆるやかにする
- インスリン(血糖を下げるホルモン)の出方を助け
- 脂肪に変換されるブドウ糖が減少
その結果 → 余分な糖が脂肪に変わりにくくなる=太りにくくなる というわけです。
4. 脂肪を「分解して燃やす」手助けをする
ここが最大のポイントです。
GIP受容体は脂肪細胞にも存在しており、マンジャロはこれに作用することで脂肪組織に直接アプローチします。
つまり、、、
- 脂肪の分解を促進
- 体にたまっている脂肪を「エネルギーとして使って」と指示
- 脂肪が分解されて血液中に放出され、体のエネルギー源に
その結果→ 今ある脂肪が“燃料”として使われるようになり、体脂肪が減っていくという流れになります。
マンジャロの効果が現れる目安
マンジャロを使用したダイエットでは、効果が出るまでの期間を先に気になるという方が多いと思います。
一般的に、マンジャロの効果は注射開始から2週間〜1ヶ月で現れ始めると言われています。
効果が現れるまでの詳細な経過
マンジャロは、GLP-1受容体作動薬として、血糖値をコントロールしながら食欲を抑制する効果があります。
そのため、体内に薬剤が作用し始めるタイミングや効果の感じ方には個人差がありますが、おおよその経過は以下のようになります。
1週目:体の変化を感じ始める
マンジャロを注射した直後から、体内でのホルモン分泌が変化し始めます。
特に食後の満腹感が持続しやすくなり、自然と間食が減ると感じる人が増えてきます。ただし、この段階ではまだ大きな体重の変化は見られないことが多いです。
2週目〜1ヶ月目:体重減少が始まる
多くの人がこの期間に食欲の抑制効果をはっきりと感じるようになり、食事量の減少が続くことで体重にも変化が表れ始めます。
一般的には、1〜3kg程度の減量が見られることが多いですが、運動や食事管理の有無によって個人差があります。
2ヶ月目以降:安定した減量フェーズへ
2ヶ月目以降になると、食事量の調整が習慣化し、脂肪燃焼がより効率的に進む段階へと移行します。この時点での減量幅は3〜7kg程度が目安ですが、糖質制限や適度な運動を取り入れることで、さらに大きな減量効果を期待できます。
3ヶ月〜6ヶ月目:本格的なダイエット効果
長期的に継続することで、10kg以上の減量に成功する人も多くなります。
特に、糖尿病予備軍やBMIが高めの人ほど顕著な効果を感じる傾向があります。ただし、減量ペースが落ちてくることもあるため、食事や運動の見直しが重要です。
継続が鍵!マンジャロの効果を最大化するためには?
マンジャロの効果を最大限に引き出すためには、単に注射を打つだけでなく、適切な食生活の見直しと運動を取り入れることが重要です。
特に、たんぱく質をしっかり摂取しながら、炭水化物の量をコントロールしたり脂質を控えることで、より効率的な減量が可能になります。
また、効果を感じにくい場合は、医師と相談しながら用量の調整を行うこともポイントです。焦らず、自分のペースで継続していくことが成功の鍵となるでしょう。
効果が感じない理由3選
「マンジャロを使っても痩せない」という声もあります。その主な原因として、以下の3つが考えられます。
1. 用量が適切でない
マンジャロは体質によって適切な用量が異なります。医師と相談しながら、自分に合った量を見つけることが重要です。
2. 生活習慣の見直しが不足
マンジャロは食欲を抑える作用がありますが、高カロリーな食事を続けていれば効果が出にくくなります。バランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。
3. 効果が現れるまでの期間が短い
個人差があるため、数週間で判断せずに継続することが大切です。最低3ヶ月は様子を見るようにしましょう。
マンジャロの危険性と副作用

医療ダイエットとしての効果が注目されるマンジャロですが、副作用やリスクも知っておくべきです。
主な副作用
- 吐き気や胃の不快感
- 便秘や下痢
- 低血糖(特に糖尿病患者)
- 疲労感
マンジャロが危険なケース
以下のような場合、使用は慎重に検討する必要があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 重度の胃腸障害がある方
- 低血糖になりやすい方
マンジャロの使用を考える際は、医師としっかり相談し、自身の健康状態を確認することが大切です。
マンジャロに頼って痩せても意味があるのか

マンジャロの良し悪しを一通り説明してきましたが、そもそも私が思うのは「マンジャロに頼って数ヶ月で激痩せしても意味があるのか」「そんな体に価値はあるのか」ということです。
もちろん、中にはマンジャロをダイエットのきっかけとして食事制限や運動を習慣化し体型キープをしたり、どうしてもそうゆう薬じゃないと痩せれないんだという方は中にはいると思うので仕方ない部分ではありますし、その方達を否定している訳ではないです。
しかし、今まで蓄積した脂肪を落とすということは簡単ではありません。ましてや、筋肉を維持しながら脂肪のみを削るということは食事制限+運動を徹底しないと絶対にできません。
なので、マンジャロを使用して体重が減ったからといって脂肪だけが落ちていると勘違いされている方が多いと思いますが、同時に筋肉も落ちています。
私は、趣味で筋トレを約2年以上継続しておりその期間で減量・増量を繰り返しているので素人に比べるとダイエットの知識はあります。だから、1ヶ月や長期で見た時の減量幅が適切か適切ではないかもある程度分かります。
マンジャロには、副作用のリスクや使用し続けると体が慣れてしまい効果が薄れるという事例もあります。痩せる「きっかけ」として使用するのはいいと思いますが、マンジャロに頼り切ったダイエット生活をしてしまうと、体への負担を蓄積したり正しい痩せ方をすることはできないと思いますので使用頻度に拘らず、ダイエットの正しい知識をつけることをおすすめします。
まとめ:マンジャロの効果を最大限に引き出すには?
マンジャロは、食欲抑制や血糖コントロールをサポートすることでダイエット効果をもたらします。
しかし、全ての人に同じように効果が出るわけではなく、食事管理や適度な運動と併用することが成功の鍵です。
マンジャロのポイントまとめ
- マンジャロは2型糖尿病患者の治療薬で、強いダイエット効果が期待できる
- 効果は2週間〜1ヶ月で現れ、3ヶ月以上で大きな変化が期待できる
- 「効果ない」と感じる場合は、用量や生活習慣を見直すことが重要
- 副作用やリスクもあるため、医師と相談しながら使用するのがベスト
- マンジャロに頼りきったダイエット生活を送らない
マンジャロを活用しながら、健康的にダイエットを成功させたい方は、まず専門医に相談してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます!
【参照元】